Hot x 2
不確か >> back 光に薄くなる影のように 風に溶ける砂埃のように 時々 自分がひどく不確かで 何かのはずみに ふっと、消えてしまうような そんな頼りない存在に 思えてしまう事がある だから僕は 誰に言うでもなく ここにいるであろう僕に向かって 呟いてみるのだ 僕はここにいる 足元から長く影が伸びていて 舞っている砂を見ている 背後に永遠とあるはずの足跡は とうに消えていた 立ち止まり過ぎた故の 不確かさがあった Hot x 2 |
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