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不確か >> back
光に薄くなる影のように
風に溶ける砂埃のように
時々
自分がひどく不確かで
何かのはずみに
ふっと、消えてしまうような
そんな頼りない存在に
思えてしまう事がある

だから僕は
誰に言うでもなく
ここにいるであろう僕に向かって
呟いてみるのだ

僕はここにいる

足元から長く影が伸びていて
舞っている砂を見ている
背後に永遠とあるはずの足跡は
とうに消えていた

立ち止まり過ぎた故の
不確かさがあった















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